「鼻水などの症状はないけど、咳だけが残っている」
「熱はもう下がったのに、咳が出ていると仕事に行きづらい」
そんな場合に、市販薬で咳が抑えられると、とても助かりますよね。
今回は、市販薬として販売されている咳止めを、眠気が出やすいか、出にくいかに分けてご紹介します。
咳止めを選ぶ前に知っておいて欲しいこと
眠気が出にくい咳止めは、漢方薬しか確認できていません。すみません・・。
眠気の出にくさを重視される方は、今からご紹介する漢方薬を参考にしてくださいね。
眠気の出にくい咳止め
まずは、眠気の出にくい咳止めをご紹介します。
「仕事で車を運転するから眠くなる薬は困る」。そんな方には、眠気の出にくい漢方薬の咳止めがおすすめです。
ただ、漢方薬風のパッケージの咳止めの中には、眠気が出る成分（＝漢方薬ではない成分）が混在していることもあります。
漢方＝眠気が出にくい
と思い込んで、眠気が出やすい漢方薬風の市販薬を安易に購入しないよう注意してくださいね。
「クラシエ」漢方五虎湯エキス顆粒A
"五虎湯"は、5種類の生薬を使った漢方薬です。
顔を赤くしてせきこむ症状や気管支ぜんそくに効果があります。
「クラシエ」漢方麦門冬湯エキス顆粒A
”麦門冬湯”は、6種類の生薬を使った漢方薬です。
痰がきれにくく、のどにからんだりするときのせきや気管支炎に効果があります。
眠気が出やすいけど効き目の強い咳止め
咳が強く出ている方が漢方薬を飲んでも、あまり咳が治まらないことがあります。
なぜなら眠気が出にくい漢方薬には、そこまで咳止め効果の強いお薬がないからです。
「眠くなってもいいから、とにかくこの咳をなんとかしたい」。そんな方は、続いてご紹介するお薬を参考にしてください。
エスエスブロン錠
咳止め成分「ジヒドロコデインリン酸塩」と気管を広げる成分がしっかり配合されたイチオシの咳止めです。
他にも同じ成分が配合されたお薬はありますが、その中でも、特にエスエスブロン錠をおすすめするのは、眠けを抑える成分が配合されているからです。
また、エスエスブロン錠は、フスコデと同じ成分が配合されています。
フスコデとは、医療機関で咳がひどい時によく処方される医薬品です。
お悩みの症状が咳だけであれば、病院に行くのと同じお薬を購入できるのでとてもお得だと思います。
メジコンせき止め錠Pro・新コンタックせき止めダブル持続性
参考：Amazon
「エスエスブロン錠では眠くて危険すぎる」。そんな方は、咳止め成分"デキストロメトルファン"がおすすめです。
咳だけであれば「メジコンせき止め錠Pro」、痰が絡んだ咳には「新コンタックせき止めダブル持続性」がぴったりです。
なぜなら、新コンタックせき止めダブル持続性には、気管を広げる成分が配合され、痰を出しやすくしてくれるからです。
ちなみに、メジコンせき止め錠Pro・新コンタックせき止めダブル持続性には、メジコンと同じ成分が配合されています。
メジコンとは、医療機関で咳が出ている時によく処方される医薬品です。
お悩みの症状が咳だけであれば、病院に行くのと同じお薬を購入できるのでとてもお得だと思います。
咳止めの選び方 まとめ
咳止めのお薬を、眠気が出やすいか、出にくいかに分けてご紹介しました。
眠気が出にくい咳止めが欲しい方は、次の漢方薬を検討ください。
眠気が出やすくても効果のしっかりした咳止めが欲しい方は、次のお薬を検討してくださいね。
